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ビクトリーSとYumeH比較

動画は後程かな。Revo12.9mm(ただし、片方は使い古しのBlackVaultで、もう一方は比較的新しいWhiteVault)にそれぞれYume Tip H(昔のバージョン、黒いの)、とビクトリーS(最初からついてたの)をつけて、Rをそろえて、同じ撞点(タップ中心と手球中心が15mm)でそれぞれ10ショットしてみました。

もちろん機械でやってるのでそれなりに高い精度です。(むしろ画像を人が目視してるのでそっちの誤差の方が大きい)

とりあえず10ショット平均で比べたところ、

手球の速度 Yume H 7.8km/h ビクトリーS  7.3km/h (←意外と大きい、まぁこのSは比較的新しいからなー)

ズレ(トビ)量 Yume H 3.8度 ビクトリーS 3.8度

手球の回転量 Yume H110度/2R ビクトリーS 119度/2R

※手球の回転量は手球直径分進む間の回転量(≒キレ)

という結果。同じ撞点を撞いても、回転量は変わるんですねー。あと、ズレ(トビ)の量は意外にも同じという結果です。(まぁ、回転量とのバランスで考えたら、キレあたりのズレは大きいと言えますが)

ちなみに現時点では、YumeタップHとビクトリーSは撞点限界(最大オフセット量)はほぼ同じというのが暫定の結果です。これは今後の検証が必要。

というわけで、調べたかったことの最大のポイントである、「同じ撞点を同じように撞いた時に、タップによってヒネリ量に差があるか?」についてはわずかにある(5-10%くらい)ということになっています。(数値のレベル感も合わせて、ほぼ体感通りじゃないかな、と思っています)

#あ、前の記事では10mmと、と書いていたけど15mmだけやったらだいたい満足しました。

 

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キューによるズレの変化の検証

  ズレ 手球速度 ヒネリ
Lucasi 1.2  5.1  4.6 
Players 0.4  4.6  4.9 
Vantage 0.2  5.0  4.8 

手球の中心から9mm離れたショットのトビを計測してみました。ただし、試行回数が少ない(それぞれ3回)ので注意。上の表はプログラムによる計測でもちろん誤差があります。また、ヒネリは特に誤差がありそうなところです。単位はトビは度、手球速度は1フレームあたりのmm、ヒネリは1フレームあたりの角度、ちなみに960fpsでの撮影データを使用。ショットは機械を使って、それなりの精度で撞いています。(計測誤差も合わせて今いろいろ検証中)

バットはP3(ノーラップのコニャック)、シャフトは全て中古でしかもタップがバラバラ(Lucasiが斬の何か、Playersはエベレスト、Vantageはハイブリッドマックスかな?)ということもあります。タップごとの調査やバットの違いや速度の違いなどは今後の課題となりますが、まぁたたき台として、といったところ。