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システム・球の動き

短めの短→長のダシ

よくミスる球ってのがあります(いや、もういっぱいありますが)

その中の1つに短→長でサイドへ出すという球があります。こんなの。


こういった球(的球はもうちょっと左右いろんなとこ)で、手球をどういう撞点で出すかというのが分かってませんでした。

ちなみに第2クッション(下の長クッション)のどこに入れるかさえちゃんとイメージできれば、第1クッションが分かるので、手球の撞点も分かります。

なんで、いかに正確に第2クッションをイメージできるかといった話です。わたしの場合は、こういう配置では、パラメータを減らすために、撞点を一定、クッションからのハネ具合もおよそ一定(あまり近づけない)を前提として、幾何学的に決めてます。例えば上の図だったら、

1.ひねり具合の開きを考慮して、太い黄色の線をイメージ(7番とポケットを結ぶ線を内側に寄せたもの)、

2.まず仮の第一クッションをイメージするために、オレンジの線をイメージ(この球だと、だいたい長クッションの1ポイント前後になるだろうから、そこから出ていく感じのラインをイメージ)

3.オレンジのラインの第一クッションめと、黄色の線を結んだ線(図の赤線)をイメージして、その中点から下に線を引く(図の細めの黄色線)

4.ここが第2クッションになるので、そこになるように、規定の(←これ大事、毎回変えると、最初の黄色い線が変わってくる)ヒネリ加減で撞く。また、力加減も強くしすぎるとラインを超えるので注意。

みたいな感じでしょうか。あ、ちなみに毎回こんな感じでは撞いていません。一人練習の時に、こういった基準ラインを意識しながら、出す練習をしています。

ちなみにこれ、狭めで回す短→長ではそれほどぶれないんですが、長めの球では大きくブレます。

こういう球ですね。ブレるというか、最初の黄色ラインの補正が不要って感じでしょうか。わたしの中では別の球とカウントして考えてます。

実際には的球との厚みが結構厚い時前提の球でのラインの見方で、厚みが半分より薄いならば、上のような配置でも黄色いラインでの補正はいらないって感じでしょうか。これ、「システム」っぽく書いてありますけど、結局、およそこんな配置で、いろんな撞点で撞くとどう出せるのかを試しながら、自分の中で言語化(?)していく作業って感じな気がします。

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