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ビッグデータ・ベースボール

最近、ビッグデータベースボールという本を読んでおります。

いわゆるセイバーメトリクスに関する本です:->

セイバーメトリクスってのは、要はデータを野球にちゃんと役立てるというヤツです。

このセイバーメトリクスは「マネー・ボール」という本で有名になりました。これ、映画にもなりました。映画版のビリー・ビーン(主人公の野球チームのジェネラルマネージャ)がかっこいい。

ちなみにビリー・ビーンは去年か一昨年にオランダの中堅サッカーチームAZのアドバイザーみたいなのに就任したそうです。

ちなみにサッカーも最近はデータをたくさん取っていますが、セイバーメトリクスってまでには至ってません。

例えば、リオネル・メッシがシーズンでチームに何点の価値があるかってのは雰囲気で計算できるかもしれませんが、その雰囲気は正しいのでしょうか?

ではフィリップ・ラームの価値は何点分?2002-2003シーズンのクロード・マケレレは何点分の価値があったんでしょうか?めっちゃ気になります!

ゴールキーパーの価値も、シュートストップやPK阻止だけで判断できず、最近は以下にディフェンスラインを押し上げられるかがキーパーにもよってきますからねー。そして、ディフェンスラインをたとえば1mより高くできるようなキーパーは、失点が同じとして何点分の価値があるんでしょう?

 

そして、このセイバーメトリクスって、ビリヤードにはどう使えるのでしょうか?もしデータが集まったら、手球と的球の場所によっての空クッションのシュート成功やセーフティ成功率なんてのはあるかもしれません。

また、プレイヤーごとの平均ショットスピードや平均的なヒネリの分布、ネクストのフリと距離の分布なんてのも見る側からすると楽しめそうです。逆に見るのに楽しめる以外の、実際のプレイヤーの役に立つってのは意外と少ないのかも。

特にポケットビリヤードって、やるべきことはわかってるけど、できないってことが多いスポーツですからねー。あるチーム年俸の中でチームを作るわけでもないですし。

そう考えるとビリヤードにおけるセイバーメトリクスってのは妄想のタネくらいにしかならないのかもしれません。

 

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