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雑談

素振りやショットで気づけること

素振りでも実際のショットでも、いろいろなものを感じることができます。
自分のショットやストロークを考えずに、観る、ことだけをやってみてはどうでしょうか?

立った時の、自分の足位置から身体のねじり状態。重心がどこにあって、どのように身体が感じるか。また、人は様々なことを自動運転で(無意識に)やってしまいますが、この自動運転で何を行っているかということも観察の良い対象です。ともかく、まず素振りで、それから出来れば球をついた状態で自分を観察してみるのです。

自分をビデオ撮りしても気づくことはいろいろとありますが、主観的に自動運転を観るとまったく違う経験ができます。これは自分の動作を観察することできない経験です。

自動運転を観ていると、私の場合は、一番感じるのは手玉を撞く時のノイジーな感じです。すぶりをするだけなら、それほど違和感がないまま撞けますが。実際に手玉を撞くと、撞く瞬間前後に強烈な違和感を感じます。それまでは、自分の身体がある程度は思った通りに動いているのに、手玉を撞く時に、突然に強烈に身体の感覚を持って行かれてしまいます。

この強烈な違和感はおそらく、実際に自分が動かしているというのでなく、勝手に動かしてしまっているからです。この「勝手に」の部分がやっかりです。でも、これは無意識ともいうことができます。ショットをしてみると、どれだけこの「勝手に」やっているかが分かります。もちろん、実際にはこのように「勝手に」ショットをしないとダメなわけで、上級者は多くのことを「勝手に」しています。

この自動運転は最終的には「良いこと」なんですが、自分を観察しているとこの自動運転の興味深さに惹かれます。もし、この自動運転がよく分からない場合は、ビリヤードで試してみる前に、歩いたり、階段の昇り降りをしながら、自分を観察してみてください。自動運転の不思議さに驚くんじゃないかと思います。

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