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ブレイク・9/10ボール

パターンラック

鈴木さんとこのブログでパターンラック(9ボールやテンボールで的球の配置を決めて置くこと)のぜひについて書いてありました。

ぼくもパターンラックは考えておいた方がいいだろうな、と思ってます。でも、これは基本的にはソフトブレイクやコントロールをしようとする派(もしくはそういうブレイクの時)

でも、こういったパターンラックのって、「ズルいよね」という声を海外のサイトなんかでは見かけます。我らが(?)Dr.Daveなんかも「パターンラックはズルい!」というのを言ったり書いたりしてます。

ちなみにNBAのビリヤードのルールを見ると、ナインボールのラックは、

1番ボールをフットスポット上に配し、フットラインに沿って菱形に組み、中心に9番ボールを配置する。その他のボールの配置は任意とする。

セルフラックのゲームの場合、1番ボールをフットスポット上に配し、フットラインに沿って菱形に組み、中心に9番ボール、最後尾に2番ボールを配置する。その他のボールの配置は任意とする

ということです。要は、セルフラックの場合は、1,2,9は固定、あとは好きにおいていいってことですよね。

ちなみにテンボールの場合は、先頭が1、真ん中が10、ウイング(5列目の左右の端)は2と3です。

では、BCA(アメリカのビリヤード協会)ではどうなってるでしょうか?

9ボールのルールは..WPA(世界のビリヤード協会)を参照しています。ここでは、

The object balls are racked as tightly as possible in a diamond shape, with the one ball at the
 apex of the diamond and on the foot spot and the nine ball in the middle of the diamond. The
 other balls will be placed in the diamond without purposeful or intentional pattern.

(拙訳: 的球はダイアモンドの形で、1を先頭に、9番を真ん中にして、できるだけ密着させてラックをする。他のボールは、目的なしに、意図的なパターンナシに、配置すること)

なるほど。

10ボールのルールは.

The object balls are racked as tightly as possible in a triangular shape, with the one ball at the apex of
the triangle and on the foot spot and the ten ball in the middle of the triangle. The other balls will be
placed in the triangle without purposeful or intentional pattern.

(拙訳:先頭を1番、真ん中に10番の三角形で、できるだけ密着してラックをさせること。他のボールは、目的なしに、意図的なパターンなしに、設置すること)

こちらも同様ですね。

 

そうですか..

ということは、このルールの通りならテンボールでも10番の左右に8と9を置くとかは駄目ってことですよね。

そういえば、こういった微妙な問題(意図があるかどうか)って時に、ビリヤードのファールは、日本では推定有罪(わからなかったプレイヤーに不利になるように)、海外では推定無罪(わからなかったらプレイヤーに有利になるように)の原則でルールを判斷されます。

これって「意図してないよ!、たまたま」というヤツでもめるパターンですよね。(日本ではパターンラックはアリで、海外ではナシだけど、違うよ、と本人が主張したら、受け入れざるを得ないから)

 

さて、こういった状況を踏まえて、パターンラックをどう考えよう…(実際のパターンラックについて、各試合でどう対応しているかはまだ調べていません)

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オプションでナインボール

友人とオプションルールでナインボールをしてみました。今回はナインボールだったので、こういうルールでやりました。

ブレイク直後は、オプションはなし。ただし、シュートアウト可能。
普通のショットの際には、「セーフティ」のみコール。それ以外はノンコールショット(フロックは有効)
「セーフティ」をコールしないで、ショットを外した場合、相手はそのまま撞くか撞かないかを選べる。
「セーフティ」をコールした場合は、相手はそのまま撞かないといけない。ただし、「セーフティ」コールをしたのに、何かボールが入った場合は、攻撃権がうつって、相手はそのまま撞くか撞かないかを選べる。

こんなルールです。要は、ショットをミスしたのに隠れていた場合に、相手がパスできるってことですね。

逆にアンドセーフは意味が無いルールです。アンドセーフを入れたいなら、1ラックに一回「アンドセーフ」コールを認めて、「アンドセーフ」の場合は入ったらそのまま続行、外した場合も相手はそのまま撞かないといけないといったルールにすることもできると思います(面倒なのでしません!)

オプションルールをやった感想は。

スッキリする。

ミスをした場合は、きっちりよくないことが起こるのは正当だと思います。

このオプションが使われるのは、1,2番あたりのボールが多い状況と、8,9番あたりでめちゃ薄く残ってしまうという状況ですね。

きっとB級以上の人は楽しめるルールだと思います。ただ、選択をするのが遅い人とやるときっとイライラの方が上回ると思います。早撞きじゃなくてもいいけど、即決できる相手との時だけやりましょう!!

 

ちなみに友人とやった感じとしては、オプションコールは2,3ラックに1回くらい使う感じでした。

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シュートを抜いたら、相手が選ぶ

ナインボールやテンボールで、相手がショットを失敗した場合は、そのまま自分が撞かないといけません。しかし、ラッキーで隠れてしまったりすることがありますよね?相手はミスしたのに、少し理不尽と言えなくもないです。

これに対して、ミスをしたら、相手がそのまま自分で撞くか、再びミスをしたプレイヤーが撞くかを選ぶことができるというルールがあります。
(相手がミスった後に、いわゆる「オプション」で自分がショットかミスった人がショットかを選べるということですね。テンボールでのノーコールインと同じ状況ですね)

プレデターのPROAMツアーのプロの試合はこのルールを採用のようですね。

ルールはこちら(英文)

 

これでアンドセーフは意味ないですね^^;;

ちなみに「セーフティー」コールをすれば、相手はこのオプションが使えず、自分で撞かないといけません。

運の要素が減るのでストリックランドが好きそうなルールですね^^;;