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キューズ2018/07号

ビリヤードCUE’sの最新号でふと気になった記事が2つ。

1つは平口プロの連載の中。

ストロークの種類について、ウーチャーチンの平口プロへのアドバイスについてです。平口プロはこれまでは1種類のストロークだったけど、もっといろいろなストローク種類を増やさないといけないという話。

これ、自分はまだ1つのストロークの種類ですが、チェン・シミンも複数のストロークを使っている(3つくらいは分けているような気もするけど、よくわからん)ということで、もうちょっと考えてみる必要があるなー、と。

もうひとつはゲームの種類について。

プロにアンケートしてどういうゲーム形式がいいのか、と尋ねたっぽいのですが、この答えがなかなかおもしろいです。まとまった記事というよりも、特集の一部の中の、さらにいろんなコメントではありますが。

少し前に書いた「ゲームの変化」という記事がありましたが、わたしの感覚は、まずはショートゲームありきです。

これは、ドラマやテレビ番組の作り方についても、年々短い時間を意識しており、またYoutubeなどの動画や、スマホなどを考えても、じっと何かを見るというパターンが崩れつつあると思ってます。50年後にサッカーが前後半が15分づつになっていても不思議はないと思ってます:->

多くの格闘ゲームが1試合5-7分くらいで、全体として4,5回ミスったら負けるといったゲームだと言うならば、ビリヤードだって5先でもいいはず。もちろん、現在の日本のプロツアーのような形式の場合は、わざわざ交通費をかけて、宿泊費をかけて、エントリーフィーを払って、5先で決まる、といったのは受け入れづらいと思ってます。

でも、例えばベスト8以降は、とか。また、個人的には試合を並行でやるのもよくないと思ってます。これは試合を「見られる」コンテンツとするためには、解説がマストだと思いますが。解説をつけるためには、やはり試合を同時に行なうのはよくない、と。

ただ、実際問題として、ベスト8以上は、例えば勝者ブレイクのテンボール5先で、解説をつけるとして、これだけでビリヤードが「見られる」コンテンツになるのか、というとまだ足りないとは思うんですけど。

ただ、2000年頃にプレミアスヌーカーリーグやツール・ド・フランス(?ジロ・デ・イタリア?)をビリヤードや自転車に興味のない人が見ているというのを何人か見ていたので、上手い実況者と解説者がいたら、現在のプレイヤー以外が見るようなコンテンツにすることは可能だと思うんですよね~。

それに加えるべきものは、なんなんだろう?

自分はやらないものの例えばスト5(←格ゲー)の対戦は解説がなくとも、見るに耐えるコンテンツだと思うんですが。それでも30分くらいまでしか続けて見てられません。ビリヤードだとベスト4から見るなら3試合5先で、1時間か1時間20分くらいでしょうか。

これ、見えるかな…

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ゲームの変化

最近、電子書籍のマンガを読んでました。AmazonのKindleでマンガを買って読んだりはしたことはあったのですが、マンガワンとかマンガUPといった1日何話無料、みたいなアプリでマンガを読んでました。

読んでるとスマホで読まれることを意識してかコマ割りが全然違うし、こういったアプリ配信を考えてか、話も細かく分けていて、引き方が違ってます。以前のマンガが20ページで作られているならば10ページくらいを意識したものがありました。全然違う。

そういえば、ビデオデッキが普及することで、それまでの話の作り方が変わってきたということを以前読んだことがあります。たしかにツイン・ピークスあたりからドラマの作り方が変わってきましたよね。そもそも2時間枠の映画と、40分程度を何度も見せるのドラマでは作り方が全然異なるでしょう。

それをいえば、そもそも一回お金を払えば確実に最後まで見る映画と、途中でチャンネルを変えるかもしれないドラマではストーリー展開が違って当然。

そして、マンガもこれまでの雑誌→単行本だったのが、ウェブ連載→単行本(もしくはアプリで販売)というモデルに変わったら、変わってきて当然ですよね。

最近、eスポーツという言葉をよく耳にするようになってきていますが、1試合が短く逆転なども多いので「見る競技」としてはかなり優秀だと思います(もちろんゲームによるけど)

こういった時にテレビ番組やマンガのようなものは、コンテンツ作成者が自由に何でも決められるからいいですよね。

また、プロレスやその他の「見せる」ことを意識した格闘技も柔軟にルールを変更できます。

最近だと、桜庭が絡んでるQUINTETはよく考えられているなー、と思います。エンターテイメントサイドから見た、「見せる」ことから逆算して設計してますよね。いや、逆算っていうか本来はそうなんでしょうけど。