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雑談

オルコロ観察日記

そういえば、少し前にFacebookへの書き込みで気になったものがあります。

先日のUS Open 10ボールでデニス・オルコロ(Dennis Orcollo)の近くに座っていたという人の書き込みです。いくつかのポイントとしては

2.グリップはとても軽くて親指、人差し指、中指の3本だけで握っていて、薬指と小指はキューに全く触れていない。

3.シュートのために姿勢を低くしたあとは、決して手球を見ずに的球だけを見ていた。ようあるように、手球と的球を行ったり来たりといった視線の移動はしない。

4.ほとんどの場合に的球を「転がす」ように撞いていて、的球をバチンと撞くようなことは決してしません。

5.相手の撞き番の場合は、他の試合を見ています。でも、自分の番になるとすぐに撞いていました。これは相手が自分よりも弱いと感じていたかもしれません。

7.試合に勝ったあとも、集中していた次のラックのためにブレイクの準備をしていて、相手の選手が伝えてから勝利に気づいたようです。

原文はこちらです。

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14-1

Orcollo140

先日のダービーシティのハイランチャレンジでのデニス・オルコロ(Dennis Orcollo)の140点のランのブレイクの配置図です。配置図は左側がフットになるように補正しています。 また、ボールの精度はおそらくボールの1/4個程度の精度です。オルコロはテクニシャンという印象がすごく強いですが、今回のハイランチャレンジを見ていると、現代風のオーソドックスな割り方(薄めにしてラックの横から割る)という印象があります。

ただ、私から見ると「こわっ」という薄い(入れの寒い)ブレイクが多々ある印象です。あと、ラックと的球の関係で、ちょっと埋まりそうかも、みたいに見えるものもありますが、しっかりコントロールしてますね。まぁ、オルコロですもんね。









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観戦記・ビデオ鑑賞

ゴメスvsオルコロ

今年のダービー・シティからのナインボールの試合。ロベルト・ゴメス対デニス・オルコロの試合からセーフティーを配置図に起こしてみました。

ゴメス超速ですね。しかし、テクニックはオルコロが上でしょうか。この試合、ラックシート不使用なんですが、オルコロがブレイクをいろいろ工夫してます。負けそうなのに、いろいろ試すってすごいなー。

まず、オルコロのブレイクノーインからのゴメスの選択。右下へのカットだけでなく、右上のコーナーバンクも厚みがない配置です。

うん。このパターンですよね。

 

そして、その返しの配置。

これ、実際には図よりも少し上に6がある(たぶん)ので、直接は全然ない配置で、オルコロの選択です。

ここからやることは決まってますよね。

はい。決まっていてもできるかどうかは別問題。オルコロはさすが。

続いて、ゴメスのシュートミスからのオルコロの手番。

シュートはありそうですが、難しい上に、いったとしても、その後に何かに隠れる可能性がありそうです。セーフティーは3択くらいでしょうか?2を短に1クッションで手球を下方向に、2の右側に薄めに触って、手球を右の短、下の長で手球を5の裏に。最後の一つは..

ここからオルコロは..

そうそう。それそれ。ベタピン具合がたまりません。

 

 

オルコロが5から6への出しにミスった後の配置。6を入れるのは簡単ですが、ポジションを考慮すると難しい配置。


ここからどうしましょう?


うん。一番基本のヤツですね。さくっと私にはできません。我慢して激薄カットで勝負しちゃいます。この手球と8へのくっつき具合がトッププロクオリティですよね。

 

次はオルコロのセーフティーややミスからのゴメスの配置。3は右上に通っていません。

思いつくけど嫌なセーフティー。もうちょっと厚めにいって、3を上の長、右の短、下の長から上の長で8裏あたりに隠すというのもあるかもしれませんが、手球のコントロールが適当になりすぎそう。

それに対するオルコロの返しです。難しいヤツ。自分がやると3の左にあてたいとか思うんですがほとんど厚みないので、3の右に薄くでしょうか?

というわけで、あの配置にしてはかなり良い返し。ちなみに本当は図よりも4が少し上にあって、3の入れがありません。

うーん、試しにかいてみたけど、配置図を正確に作るのは大変ですね。配置図プログラムの修正が必要です(今はオブジェクトのセーブ機能がないので作らなきゃ) ><)

ただ、セーフティーの配置図起こしは上級者の方も楽しんでもらえそうかな、とは思ってます。

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観戦記・ビデオ鑑賞

オルコロ6連

最近アップされたばかりの動画で、オルコロの動画が面白かったです。

 

もともと、球復活して直後はオルコロ好きで、オルコロの動画ばかり見てました。オルコロも、ボーニングと同じく私が球ついていない間に台頭した選手だと思います。

最近は好きなタイプがだいぶ変わってきましたが。

 

ちなみにこの動画はデニス・オルコロvsジェイソン・ショウの6連チャンですね。途中でコンビもありますが。

見た感じでは場所はハードタイムズでしょうか?見ていると1ラックに1回くらい、フィリピンっぽい技巧的なプレイが出ていて、「うわーっ、むりー」って気持ちになります^^;;

力加減も絶妙ではありますが、やはりラインの取り方が上手いですよねー。

憧れるけど、その撞点でついていいのか?と思ってしまいます^^;; 

まぁ、オルコロとわたしでは精度が100倍くらい違いそうですけど。