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キュー

切れるキュー その2

切れるキューってのはいろんなパラメータからなっていると思います。私は切れるキューというのは4つのパラメータがあると思ってます。

1.どこまで端がつけるか?
2.キューのパワー。
3.撞いた時に手球がどのくらい跳ねるか?
4.第4のパラメータ(上記以外に、キューのパワーに比べてスピンがかかるか?)

 

というわけで1と2は昨日書きました。

3については、手球が跳ねるキューですが、これはトビが大きなキューほど跳ねると思ってます。跳ねるというのは押し球を水平に撞いた時に地面方向にどれだけの力が伝わるかということができますが、これはまっすぐ撞いた時にどれだけ横にズレるか(いわゆるトビ)と同じものと考えることができます。

トビが少ないキュー=跳ねの少ないキューというのは多くの方の経験にも合うことだと思います。もちろん、パワーがあるキューならばその分跳ねてしまいますが、それは別のお話(だって、ショットスピードの割に跳ねるかどうかがここでのポイントだから)

そして跳ねが少ないキューと言うのは近距離~中距離で押したり引いた時にすぐにドローやフォローがかかるように見えるのでより切れるように見えます。というかより切れるのかな?^^;;

一方でロングドローみたいな球では、跳ねが少ない分スピンが途中で失われます。ロングドローについては跳ねないキューの方が良さそうですよね?

といっても、このロングドロー時のことは、あくまでも机上の考えでして、実際の自分の経験としては「よくわからん」って感じです^^;;

 

最後に諸説あるのが4番めのパラメータです。4番めのパラメータはあるのかないのか?

ぼくはこのようなパラメータはほとんどないんじゃないかと思ってますが、多くの人はあると言ってます。実際のところは物理の詳しい人に聞いてみたいところ^^;;

わたしの直感は、キューが手球に当たった場所でスピン/スピード比率は決まるし、もし加速させるようなストロークがあったとしてもそれが直線的なら、撞いた場所によってスピン/スピード比率は決まるので、スピードだけ同じでスピンだけ増やすってのは難しそうな気がしています。

しかし、一方でストロークの最後のチョイ(例えば握り込みなど)で、本来より端を上手くつける(こするように)という可能性はあると思ってます。ここに加速するようなストロークが絡んでくる可能性は捨てきれないと思ってますし、ここにキューの特性が関係ある可能性は捨てきれません。

そして、そのようなストロークが可能だとして、そこにどのくらいキューによる差があるのかどうか。そして差があるとして、その差は意味があるほどなのか。

 

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キュー

切れるキュー

切れるキューってのはいろんなパラメータからなっていると思います。私は切れるキューというのは4つのパラメータがあると思ってます。

1.どこまで端がつけるか?
2.キューのパワー。
3.撞いた時に手球がどのくらい跳ねるか?
4.第4のパラメータ(上記以外に、キューのパワーに比べてスピンがかかるか?)

 

まず1については、まず端がつければつけるほどショットに比べてスピンがかかるので、切れるキューとなります。これはほぼ明らかでしょう。

ちなみに昔書いた記事で、トビが大きいキューの方がより端が撞けるという動画を載せた記憶があります。…が、記事が探せませんでした^^;;

たしか、その時に書いてたビデオはこちら。

ただ、その時いただいたコメントを見ていて、おそらくキューのトビによって限界は変わらないのではないか?、という話があった記憶があります。

おそらく1についてはキューによる差はほとんどないのではないかと思ってます。

 

2についてはキューのキレか分かりませんが、広義のキュー切れには入れられると思ってます。キュー切れというと、ショットスピードに比してのスピン効率を指すと思ってますが、ただ、パワーがあるキューはロングドローとかでたくさん引くことができるのである意味キューが切れるという印象があるかもしれません。

続く。

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練習

あなたのキレはどこから?

わたしはあんまりありませんが^^;; 今回はそのお話。

キレにとっては撞点の正確性が一番ですが、それ以外にキレを求めるためには、握りこみ、手首のスナップ、肘を落とすという3つの方法が基本的にはあると思います。

キレについての私のモットーはシンプルで、「あんまり求めない」です。なぜなら、それを求めるとやること増えるから^^;; 少なくとも、いっぱい下を撞くということさえできればそれ以上のキュースピードをあげようとは基本的には思っていません。

 

ちなみに握りこみにしろ、手首のスナップにしろ、肘を落とすにしろ、使えば使うだけキュースピードは増すと思いますが、その分安定性が減ると思ってます。ポケットビリヤードで一番大事なのは、安定したシュート力その点からすると、キュースピードを上げること、もっと言えばもしくは上げることができる能力というのは、安定したシュート力がある人が追加で求めるオマケみたいなもんだと思ってます。

 

Youtubeに世界選手権のビデオがいっぱいあがっていますが、今年(2014年)の世界選手権のビデオを見てると、ニールス・フェイエンやアルビン・オーシャンそれ以外にも上位に行った選手はほとんどが、肘を落としたり、スナップを使ったりといったよりは、あまりそれらを使わず、キュー出しも短いといったタイプだったと思います。

世界選手権のテーブルは特に渋いテーブルだったと思いますが、やはりソリッドなストロークとあまりヒネらないというの現代ビリヤードのトレンドだと思ってます。

自分はそんなに渋いテーブルで撞くことはないけど、基本的にその線でストロークを作ろうと思ってます。

が、

しかし、

知人がキュー切れで有名な湯山プロが来たよ、という話を書いていたので読んでたら、やっぱりキュースピード欲しくなるわけです。

ちなみに湯山プロを知らない方は、こんなの。

もちろんこんなのは絶対絶対絶対無理ですが、それでもキュースピード欲しいですよね?

ちなみに私の場合は以前は握りこみもスナップも肘を落とすこともほとんど使わず、肘の屈伸だけでショットしていると思っていたのですが、意外と握りこんでいたことが発覚していました。つまり、これまでは肘+握りこみでショットですね。

これに加えて手首を柔らかくとするといい感じにキュースピードが上がります。タイミングによりますが、結構引けたりもします。具体的には、2ポイントくらい余計に引ける気がします。肘+握りこみ+手首のスナップってことですね。

でも、手首を使うと、その分入れの正確性は落ちるだろうし、あまりストロークの種類を増やしたくないんですよね〜。どうしようかなー。

 

これ練習しはじめちゃったけど、あんまり実戦配備するほど練習すると普通のショットにも影響ありそうだなー。うーん。

 

悩み中です。

 

ちなみに普段のストロークでも、キュー切れがなくて困るってシーンは2時間に1球とかそんなレベルだと思ってます。もちろん、キュー切れがあれば全体的にハードショットやキュー切れのアベレージが上がるんで、2時間に1球だけが楽になるってわけじゃないんでしょうけど…

 

どうしようかなー。