わたしはビリヤードで7,8年ブランクがあったので、復帰の時に動画等を見て、最近のスタイルを勉強しました。なので、今っぽい球を撞くと思います。
つまり、難しいことが全然できないタイプです。ハードショットもあんまりできませんし、たくさんヒネるのも苦手です。
キュー切れやピンポイントのポジション能力というよりは、フリとシュートで勝負といった感じでしょうか?2015か2016年くらいの世界選手権の赤狩山プロの試合に影響を大きく受けている気もします。
そんな私ですが、たまに自分のテクニック志向の低さを感じることがあります。たぶん、下級者から「あの人上手くねー」、「入れポンじゃん」って思われてるだろうなー、と。
考えてみると、ケレン味っていうパラメータがありますよね?ビリヤードでは、上手い・上手くないとは別にケレン味がある・ないというのがありそうです。まぁ、上手いの感覚も人によって違いますけど、ともかくケレン味ってのがある気がします。
プロで言えば、わたしの感覚だと(この辺は人によって違うと思います)
○ケレン味がある
エフレン・レイズ
アール・ストリックランド
コーリー・デュエル
ジェイソン・ショウ
○ケレン味が少しある
カルロ・ビアド
リーバン・コルテッザ
ジョシュア・フィラー
デニス・オルコロ
ミカ・イモネン
○ケレン味がない
ヨハン・チョア
ダレン・アップルトン
カー・ピンイー
ジョニー・アーチャー
エクレン・カチ
トーステン・ホーマン
ニールス・フェイエン
って感じでしょうか?ケレン味なんだろ..
サッカーだったらもう少しわかりやすそうです。イタリアのロベルト・バッジョ、オランダのベルカンプ、ブラジルのロナウジーニョ、ロビーニョ、あたりはケレン味ありそうです。前めの選手ばかりですけど。そう考えると、やはり余計に(?)テクニックを見せるような感じでしょうか。
ビリヤードだったら、やはりキュー切れ、ハードショットやピンポイントでの出しなどを使うとケレン味がありそうでしょうか。あと、たくさんヒネるのも。
わたしの場合は、そもそもケレン味を感じるようなショットの成功率があまりに低いということがありそうです。
ピンポイントの出しは一朝一夕の問題ではないので、ハードショット、たくさん引く、たくさんヒネるというショットの成功率をもう少し人並みにしていくというのがケレン味計画の第一歩でしょうか?
というわけで、まずは弾き気味のハードの押し球を練習してみました。使えたらケレン味ありそう。
練習してみると、無駄にキュー立てすぎ。あと、やっぱり撞点おかしい。
これはレストの高さと距離を工夫しないといけなさそうですね。
あと、やってる時に、ヒネりの練習ももう少し。たくさんヒネるってのは少しは使えるので、そこそこヒネる(例えば1Pヒネる)のをキューを立てぎみ(レールと手球の距離が0.5個くらいの時)で撞く練習とか。
これは、アリですね。ケレン味にはまだまだで、その練習をはじめる二歩手前くらいの練習ですけど。こういう時にヒネるってのはパシンと撞くようなショットスピードでしかしなかったので、カーブ出しながらみたいなのもやっていかないといけないかなー、と。あ、でも、このショットスピードだと、ラシャの影響もボールの影響も受けそうですよね。いろんな環境でやらないとかな。
(と書きつつ、ケレン味習得計画はすぐ飽きそう…)
「ケレン味」への2件の返信
この記事好きだなぁ。エフレンとホーマンの評価は満場一致なのではないでしょうか。
あと、最近のデュエルは知りませんが、ケレン味という意味でどうなんですかね?伝説級のいくつかのショットは確かにすごかったんですけどね。
日本人でケレン味のある選手は・・・?ケレン味しかない選手は思い浮かぶんだけど・・w
nowheremanさん:
たしかに考えてみるとデュエルは何ショットか有名なのがあるだけな気がしてきました^^;;
以前見てたTARというシリーズの動画の中で、みんなと雑談しながら、ずっとレールから球半分くらいの立てキューのドローの練習をしたのが頭に残ってたからかもしれません^^;;
ただ、最近ケレン味とは逆の方向に向かっている(ケレン味を感じる(べき???)ショットの方向が変わっている)中で、珍しく昔ながらの部分があるな、と感じてもいます。ポケットビリヤードを2つの時代に分けるとして、そのちょうど境目、みたいな。(言い過ぎかな…)