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雑談

厚みが見えない

先日、「厚みが見えない」ということで悩んでいる人がおりました。

いやー、分かるわー。

 

これに対してどうアドバイスしましょうか?(実際にはわたしはそういう時にアドバイスしないけど、考えるだけ考える)

一つは「たくさん撞いて厚み覚えなきゃね」というアドバイスですよね。わたしがB級になったばかりくらいの時に近くにいた上級者(A級の下くらいの感じでしょうか?)に、ともかくバラ球とかたくさん入れて「厚みを身体で覚えないといけない」というアドバイスを受けました。

それはある点では真実なんですよね。

 

でも、ある程度すると、そのアドバイスが鎖になってくる気がします。つまり、「たくさん撞かないと厚みは覚えられない」というアドバイスが、「たくさん撞けば厚みを覚えられる」に変わってしまう、と。

実はある程度撞きこんでいくと、抜いた時や厚みが分からないという時の対処として、「ともかくもっと撞く」ではたどり着けないのではないか、と思っています。いや、ビリヤードに相当打ち込める生活をしているならばもちろん量で行けると思いますが。

そうでないならば、「なぜ外すか?」や「なぜ厚みが見えないか」をもっと分析していくというアプローチの方が圧倒的に近道ではないかと思ってます。もちろんそのためには、同じ配置を何度も撞く必要はあるのですが、それは「ともかくたくさん撞く」のでなくて、「たくさん撞いた中で、それぞれのショットの際の自分の中の違いに気づくこと」じゃないのかなー、と。

とか偉そうなことを書いてる割には自分も相変わらずのペッポコピーなわけなんですが。

「厚みが見えない」への15件の返信

鎖の話、面白いですね!
私はむしろ、厚みは我々が思っているよりもだいぶ早くに覚えているのだと思います。
この角度ならここを狙えばOKってのは、ちょこっとやりこんだら覚えているんじゃないのかなぁと。
(あ、ひねったときのキューを出す方向とかそういうのはまた別ですが・・)

そう、問題なのは、まさに冒頭にあるように、「見えない」んですよ。
私個人としては、それはフォームの問題と、自信の問題があると思います。
前者は、苦手な配置だと丁寧に見すぎて、ちょっと顔の向きが変わるとか、高さが変わるとか、立ち位置が近くなるとかそういうこと。
後者は、自信がないから撞くときに何かをやらかしてしまうとかそういうこと。

ビリヤードゲームをやってみればわかる。厚みはすでに覚えています。単にそれが自信を持って見えなくなるだけ。

思い付きネタ一つ。
「なぜ見えない、入らないのか?」と考えがちですが、
逆に「見える、入る」理由を掘り下げてみるのも面白いかも?

nowheremanさん:
おはようございます!厚み(ここでは視覚的なコンタクトポイントとかラインとか)は比較的早くにだいたいは分かっていると思います!じゃあ、たくさんついて覚える「厚み」ってなんでしょうか(よくわからない) なんとなく、目ではわかってるけど、ぱっと構えられないというのがあって、これはフォームの問題…ではなさそう。でも、なんかありますよね。

ここの部分の掘り下げってのがある気がしてます。よくあるへの字が苦手なんてのが典型例だと思ってますが。自信を持って見えないっていうだけなら、自信さえあればよさそうですけど、そういうわけじゃないですよね?(結局よく分からない…というか、その分析が大事じゃないかなー、とか思ってます)

ラガマタさん:
おはようございます!ほんとに逆ですね!

..
.
よくわからない!今度じっくり考えてみます!

なすみそさんが書かれている「なんとなく目ではわかってるけど、ぱっと構えられない」、これってありますね。
厚みは長年撞いていれば分かるんですが構えたときに何か違うと感じる、すなわち厚みに対して構えられていない。
そのまま撞けば外れる、なので小手先でキューをこじてしまう、そして外れる。
構え直せばいいんだけど、構え直してもしっくりこない時が最悪、どうすればいいんじゃ~

もしかすれば分かっているつもりなだけで厚みが分かっていないのかも・・・
結局は数撞いてもう一度厚みを覚えるしかないのかも^^

厚みが見えないって言葉をシンプルに捉えるなら、イメージボール置いてから構える、イメージボール取り除いて撞く、を愚直に繰り返すのがよい。

家でテレビを見る時は右手に玉2つ握りしめて、いろんな角度から眺める。
ぐらいは当然やるべし。

自分的には的玉の転がる方向を、奥行き感を持って立体的にイメージするのが一番大事だと思ってます。これがちゃんと出来た球は気持ち良く入る。
これは棒を的→ポケ方向においていろんな振りから眺める。
苦手な振りは違和感を感じるはずなので、腑に落ちるまで眺め倒す。

悪い例は、構えてから円の重ね具合を探すやつ。
めちゃ薄い球はいいけど。厚めの球は立体的なイメージをしたほうが応用効きやすい。

なんていうアドバイスをすると話が長くて難しいって嫌われますね。

ガクさん:
こんにちは!そうそう、それです、それ。

最終的には数をこなさないといけないと思います!!一方で、書いたように数だけで超えるよりももっといい場合があるとも思ってます。ただそれって、個人ごとにあるし、「これだ」っていう普遍的なノウハウじゃない気がしてます。

では、なんなんだろう?、と^^;; とりあえず数こなすってのは確実に正解に近づきますし、その個人ごとの何かも数をこなさないと見えてこないと思ってますが。

自称A球さん:
「自分的には的玉の転がる方向を、奥行き感を持って立体的にイメージするのが一番大事だと思ってます。これがちゃんと出来た球は気持ち良く入る。
これは棒を的→ポケ方向においていろんな振りから眺める。」

こういうやり方って人によって違うのがやっかりですよね ><) 「悪い例は、構えてから円の重ね具合を探すやつ。 めちゃ薄い球はいいけど。厚めの球は立体的なイメージをしたほうが応用効きやすい。」 これ、話が2つ混ざっていると思ってまして、一つは「構えてから」という話。構えてから、はイマイチですよね。 以前、あるところで「構えてから微調整をするか?」という話を聞いたところ、結構上手い人が一人は「構えてから厚みを変えない」、もう一人は「構えてから微調整をする」と答えていて、困ったことがあります^^;;; いやー、いろいろなアプローチがあるんだな、と。 また、私の場合は薄い球は立体的なイメージをしてもいいけど、厚い球では立体的なイメージというようなものだとズレやすい気がします。気がします、というのは「立体的なイメージ」というのがわたしの考えてる方法と自称A級さんの方法がたぶん違うことと、もう一つは実際に自分がどうイメージしながら撞いているのかいまいち自信がないためです^^;;

的→ポケのイメージ無しでいきなり構えて微調整、は良くない。
円を水平方向に並べて重ねちゃうのも良くない(追加)
が本意でした。
的→ポケの方向に円の中心を並べてから重ねるべきだけど、ついつい水平に並べて重ねちゃいませんか?だからイメージボールで狙う方法に変えたんですよ。

立体的とは、的玉の輪郭だけで狙わず、的玉の手前のイメージボールの場所を狙うニュアンスです。
特に14-1のように近めのごちゃごちゃした配置を見下ろすよなアングルが多い時に、手球の初動やコンビの当て前がイメージしやすいです。

言葉で伝えるのは難しいですね。
所詮自分の感覚の話ですしね。
自分を信じて迷わない、変にじっくり狙わない、って方が実は大事なのかもしれません。

何度もすいません(笑) 色々考えがありますよねってことで、返信は不要ですm(_ _)m

“的→ポケの方向に円の中心を並べてから重ねるべきだけど、ついつい水平に並べて重ねちゃいませんか?)”
も少し補足で。
実際当たった瞬間の画は2つの円が水平に並ぶわけじゃないので、そこに現実との乖離があることに気付かず違和感を感じていた。という私の過去の悩みの話でした。

自称A級さんのイメージわかりやすいし、自分も時々意識してます。

例えば厚み2分の1は、的玉に当たった瞬間の手玉と的玉が作り出すシルエットを2次元のスクリーンに投影すれば太った雪だるまのような形になるわけですが、その形の時、手玉は的玉よりだいぶ手前で当たっているわけですよね。
まあ当たり前っちゃ当たり前なのですが、そういう奥行きを意識しながら配置を眺めるとしっくりくることがあります。への字とかね。

>自称A級さん
そういうことじゃねーよってことなら無視しちゃってください。自分にはそう感じました。

自称A級さん、nowheremanさん:
コメントありがとうございます!!まさにこういうヒント的なものは個別性が高いのですが、一方でハマレばハマるので、とてもありがたいです!!(しかし、人によりすぎる..なんでしょうか?普遍的に受け取れないけど、いいヒント?)

nowheremanさん
まさしくそれです!めちゃめちゃ頭にすっと入る日本語ですね(T_T)ありがとうございます。
だからこそ、イメージボールを置いて眺める確かめる、を練習方法として推奨します。
それでスロウも本質的に理解できる。

コメントの議論が尽きかけているようなので、私の意見は単なる一個人の私見として捉えてくれたらありがたいです。
私(ビリヤード歴17年)の場合、先玉の配置具合と手玉と先玉の距離によって、厚み=イメージボールの見方が一定不変で無く、状況に応じてイメージボールの見方がかなり変わるタイプです。おおまかに言えば、イメージボールで設定すべき場合と、ポケットに進むライン処理でイメージボールを設定しない場合、コンタクトポイントで設定する場合、というような三種類で、テーブルの風景、先玉配置によって使い分けてます。・・・人によっては、私のような厚みの捉え方は正しくない、一定原則から外れた不正確があるからやめたほうがいいとおっしゃるプレイヤーがいますが、この意見に肯くのは当然にも、やはり私には「どうしても見えない状況」に際して、べつの方策を準備しないと球を入れ続けられないのです。浮き球風景の厚い球にはイメージボールが簡単にわかる。クッション球は薄くなるほどライン処理。への字もライン処理。接触しそうなほどの近い球、ロングの穴前とかクッション球は、手玉のコンタクトポイントだけで処理。その三種を複合して、こなれてくると手玉フリがわかれば厚みに対してあまり集中しなくても撞くべき方向がわかってきます。この時が、もっともイメージがよく、ショットセレクトも良いときなので、このような状況に短時間で達するように、いつも練習しています。

厚みが見えないのは立って見た時と構えた時の頭の位置のズレとか顔の向きとか構える途中で肩の位置がズレてキュー先がタップ一つ分程角度が変わってるからじゃないかな?
微妙にズレた厚みとキューのラインを顔の位置と向きで真っ直ぐに見える位置に構えているから、何となくボヤけたり明確にクッキリ見えなかったりするんだと思うけど上達が早い人はフォームを矯正するし、体育会系の人は5年、10年と突き込んでボンヤリがクッキリになるまで頑張るんだと思う。

特殊な条件や高度な技術論を除外すれば厚みは初めてキューを握った初心者でも理解出来る初歩の理論だから、問題は真っ直ぐに標的を狙える技術と狙った通りに腕を振る技術。
ストロークは僅か30cm前後から50cm程を真っ直ぐに振るだけ。

nowheremanさんは答えを知ってるんでしょうね。
だって、そこを克服して初めてAに上がる準備が出来るんだから。
きっと彼は研究熱心な方か、それを伝授する師匠がいたんでしょうね。

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