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システム・球の動き

システムの役割

 

ビリヤードでシステムというと、ファイブ&ハーフとか、プラス・ツーとかが有名です。なんか数字でクッションのラインを計算するもの、といったイメージでしょうか?

多くのプレイヤーは「システムなんて使わない」かそもそも「システムを知らない」ということが多い気がします。また、もしシステムを使う人もひっそり使っている印象があります^^;;

ちなみにシステムで一番有名なのはファイブ&ハーフだと思います。これは、手球の位置と第3クッション目(や第4や5や6)から1クッション目の位置を計算するものです。でも、ポケットビリヤードではなんとも使いづらい。いや、あんまり使うことがないといった感じです。

そもそもそんな狙いする必要がないし、あと、精密に当てようと思うと、手球の位置やそのテーブルに合わせた補正が結構必要です。

とまぁ、普通はそんなのがシステムだと思ってますが、そもそもシステムってなんでしょうか?わたしの感覚では、システムというのは全てのラインを覚えたりするのが大変なので、それを簡素化するってのが役割だと思ってます。簡素化しているということは、いくつかのことを省略していますよね?

例えば50→30のラインと、40→20のラインというのがあったとして、本来は手球の位置も1クッション目も違うので、厳密には違うラインなのですが、まーまー近いから同じとみなす、というのがシステムではないでしょうか?

そう考えると「スリーのトッププロはシステムを使っていない」みたいなことを言われますが、それは納得です。だって、簡素化しないで覚えている方がいいですもん。いや、そういう理由か分かりませんが。

逆にシステムというのはラフなものなんだ、雑でいいんだ、とわたしは思っていて、それを使っています。

例えばこんなん。

すごくざっくりですが^^;; だいたいこのあたりの球は1クッション目が3だと3クッション目が1にいく、といった感じです。すごく雑なので多少ズレますが3クッションめが1ポイントずれることはないと思います。(ズレる場所もあるけど、手球と的球の位置がどのあたりだと有効なのかチェックしておけばオッケー)

ちなみに、雑すぎて3クッション目の球にピンポイントで当てるとか、当たるかどうか微妙な球がコース上にあったら使えません。

でも、雑でいいなら、ぱっと見れば、だいたいのコースが判断つきます。そもそも普段から1ポイントはズレる程度の球撞きしかしてませんから。

そしてこういうシステムを複数用意しておくと、球つきの時にあまり考えなくていいから楽です^^;;; わたしは相撞きの時は、例えば順下で1クッションのダシとかはいちいち撞点を考えたりしないで、適当に撞いているんですが3クッションでのダシもこんな感じのシステムを用意しておけばだいたいで撞けます^^;;

逆にこういったシステムがないと、2クッションや3クッションの球は精度が悪くなる(かちゃんと考えないといけない)ので、苦手なパターン(例えばサイドに入れて、短→長→センターみたいな球)は、嫌なんですよねー。

「システムの役割」への10件の返信

なすみそさん、こんにちは!

ファイブ&ハーフは特定の場合には使いますよ。
もらい球で先玉がヘッド側長クッション傍でコーナーから15~サイドまでくらいにあり手玉がフットコーナーあたり(手玉位置で50前後)にあり直接狙えない時でヘッド側短クッションから当てられない場合には使います。
そして短クッションから当てるよりファイブ&ハーフ長短長で先玉を跳ね上げたほうがセーフティー取れそうなら使いますね。
あとシステムで使うのはプラスツーくらいです。

まあシステムは知らないよりは知ってるほうがいいくらいじゃないですか

ガクさん:
こんにちは!ファイブ&ハーフ!!使ってらっしゃるんですね!わたしはあんまり使ってません ><) もしかすると知らない間に使ってる気もしなくもないですが...でも、おっしゃるように使い勝手が悪いというか、使える場所が限定されちゃいますよね。手球位置も50くらいならばいいですけど、そこから離れると(数字が小さくなると)補正を結構しないといけないですもんねー(まぁ、これはポケットに限りませんが) おっしゃるようにシステムは知らないよりは知っている方がいいかな、と思ってます。ただ、ざっくりでいいなら、上にあるように結構使えるかもしれないと思ってます :-> (私はダシでは、プラスツーとかファイブ&ハーフ使うってことはないんで、何ってことはないですが)

自分もプラスツーぐらいしか使いませんが、7システムはけっこう使えるよという声はたまに聞きますね。

nowheremanさん:
セブンシステムですか!一応は知ってるけど、使ったことないです^^;;;

よく考えたら、システムらしいシステムで空クッションでしばしば使ってるのは以前書いたsidシステムくらいでしょうか?
http://www.yamazaki-shinji.com/pool/2016/09/sid%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0/
あと、滅多に使う形になりませんが、これでしょうか。
http://www.yamazaki-shinji.com/pool/2014/11/23%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0/

ファイブ&ハーフで間違いやすいのはクッションの位置で計算してしまうことですね。
実際にはポイントラインを狙わないといけないのに計算どおりに行かないとか言ってる人がいます。
仮に先玉が20くらいにあったとすれば短クッションから伸びてくるラインの先のポイント22~24くらい(手玉位置により変わる)を狙って計算すれば当たるわけです。
イメージラインで計算すれば手玉50前後ならまず当たります。
ちなみに第一クッションもクッションラインではなくポイントラインの目標点を狙います。

あとは通常手玉のひねりは順斜め上なんですが通すラインに他の球がある場合は、邪魔球に当たらないラインでひねりを調整すれば当たる場合もありますがラインによればひねり無しとかひねり大めとかになるので微妙ではありますね

セブンシステムは手玉コーナー穴が5で先玉短クッション真ん中なら7なので35にひねり無しで狙えば当てられるくらいは覚えていますがあまり使うことはないですね

クッションシステムはポイントラインで計算してというのは分かっている人には常識ですが知らないとクッションの接点で考えてしまうようです。
私は教えてもらったので理解していますので、やはり人に教わるというのは重要であると感じています。

ガクさん
おはようございます!システムごとにクッションの面で計算したり、ポイントで計算したりと、面倒ですよね(^_^;)システムは人に聞けばいいですよね、でもファイブアンドハーフは人によって説明が微妙に違う気がします(^_^;)ポケットの場合はどうせ精度が低くて、使える範囲が狭いからいいかもしれませんが。

システムは基準として意識する事が有りますね。
ザックリとシステムでみて、いつもの自然な押しにチョイ順ならこう動く、それを意識して撞点と加減を意識します。
多分なすみそさんと同じような感覚で使ってるんじゃないかな?

よく使うのは出しでプラスツー、短長長ですね。
ファイブアンドハーフは空クッションの時に意識する事が多いですよ。

匿名さん:
あ、わたしもそんな感じです、たぶん。たぶん。。

システムって結構空クッションの時に使う(=精度が必要)というイメージがあるんですが、実は感覚を養ったり、基本的な挙動を覚えるのには便利なんだろうなー、とは思っているのですが..(←この先は、まだ言語化できていない)

ついでに、上の方でセブンシステムへの言及があったので、一度セブンシステムを見てみました!!

これって、よく見たら2/3システム
http://www.yamazaki-shinji.com/pool/2014/11/23%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0/
と同じですね。短→長→短にいくので、最後の短のクッションのポイントを1.5倍して、手球の位置と、最後の短の位置の中間点を狙うってことで…

というわけで、システム使わなくても図形的な処理で同じことをしていました^^;;;;;また、今度書いてみます:->

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