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練習

部分と全体

以前、どっかにも書いた気もしますが、ボウリングの研究で、練習をしている時に、部分を意識するフェーズと、全体を意識するフェーズが交互にきて、この切り替えの度に少しづつレベルアップするという研究を読んだことがあります。

ただ、これは学生を対象としたもので、ボウリングの上級者ではありません。

これって、フォーム全体を意識する。それがある程度できると、腕の振りや歩幅などの部分を意識する。そしてそれがある程度できると、フォーム全体を意識するって感じでしょうか。

最終的にはフォーム全体を意識する、いわゆる「禅」の心で撞かないといけないと思いますが、練習の段階ではこの2つが交互に来るというのは、納得です。

私の好きなティモシー・ガルウェイの「インナー・ゲーム」のセルフ1とセルフ2という概念は、この「全体」と「部分」にも対応していますし、実際に心理学などでよく言われる(スタノヴィッチとウェストの名付けた)システム1とシステム2という概念もこの「全体」と「部分」への意識と対応します。まぁ、ざっくり言えば「理性」と「感覚」ということですね^^;;

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